八甲田山
八甲田山について
八甲田山(はっこうださん)は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群です。
青森県のほぼ中央に位置し、約20km南には十和田湖が位置する。東北地方の脊梁奥羽山脈の北端である。青森県の最高峰「岩木山」標高1,625mに次ぐ、標高1,585m。2016年12月1日より気象庁指定の常時観測火山です。
命名の由来について「新撰陸奥国志」によれば、八の(たくさんの)甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)があるからと言われています。
八甲田山の環境問題
八甲田山では亜高山帯針葉樹林のオオシラビソが低標高で減少し、高標高で増加して、高い方向への移動が見られています。
森林限界の上昇はライチョウの営巣に適したハイマツ帯や餌となる高山植物群落の面積の縮小につながることが予想されます。
八甲田山の豊な自然と生態系を守りましょう。
0コメント