岩木山
岩木山について
岩木山(いわきさん)は青森県弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する火山である。標高は1,625 mで、青森県の最高峰である。
日本百名山および新日本百名山に選定されている。その山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」あるいは「お岩木様」とも呼ばれる。
岩木山は円錐形の成層火山で、山頂は三つの峰にわかれており、弘前側からみた右が巌鬼山(岩鬼山)、左が鳥海山とされるが、これらは火山活動により生じた外輪山の一部である。
津軽富士とも呼ばれている郷土富士で、太宰治はその山容を「十二単を拡げたようで、透き通るくらいに嬋娟たる美女」と喩えている。
山域は1975年(昭和50年3月31日)に、津軽国定公園に指定され、南麓に広がる2,587 haの高原は青森県の岩木高原県立自然公園に指定されている。
岩木山の問題と自然保護
岩木山エコプロジェクトは岩木山を象徴とする、次世代に向けて守らなければならない環境の保全プロジェクトです。
岩木山は、百名山にも数えられるほど美しい山ですが、心ない人々のために作業廃棄物、農業残滓物、一般生活廃棄物など不法投棄によって汚染されています。
ゴミに関することは、私たちの生活に身近な問題です。山に投棄されたゴミは、腐敗した後に地中深く浸透します。それが、金属製のものであっても石油化学製品であっても、自然環境に何らかの影響を及ぼします。特に山に住む動植物は、環境変化に敏感です。それでも人間が犯した環境異常に適応しようと生きていくでしょうが、悲しい話です。
みんなの力で美しい岩木山を守っていきましょう。
0コメント