浅間山
浅間山について
浅間山(あさまやま)は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山です。
山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山として知られています。
数十万年前から周辺では火山活動が活発でした。
浅間山は烏帽子岳などの3つの火山体と併せ、浅間連峰もしくは浅間烏帽子火山群と総称されています。
これまでに噴火と山体崩壊を繰り返し現在の姿になりました。
外側の外輪山には、黒斑山、牙山、剣ヶ峰などがあります。
1949年(昭和24年)9月7日に山域は、上信越高原国立公園に指定されました。
気象庁は「100年活動度または1万年活動度が特に高い活火山」として、ランクAの活火山に指定しています。
浅間山の環境問題
浅間山の南麓、長野県側には軽井沢町が、北麓の群馬県側には吾妻郡嬬恋村と長野原町北軽井沢があり、風光明媚な避暑地として古くから開発が進んでいます。
浅間山はシラビソやオオシラビソを中心とした亜高山帯の自然植生を残し、その周辺にカラマツの天然林が広がり、野生の動物が多数生息しています。
その中でも、イヌワシやツキノワグマなどの生息地として重要であることから国指定浅間鳥獣保護区に指定されています。
浅間山の火口付近は、火山噴火に伴い、1972年(昭和47年)より立ち入りが禁止されてきていますが
沈静期には規制が解除されたこともあります。
火口からの一定の直線距離以内が立入禁止区域として登山規制になる場合もあります。
浅間山は都心からのアクセスもよく登山客も多く、植物・動物の環境に影響することも懸念されます。
自然や動物の環境を守っていく必要があります。
浅間山の環境問題について募集しています。
皆さんの力で浅間山の環境問題を改善していきましょう。
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