エベレスト
エベレストについて
エベレスト、エヴェレスト(英: Everest)、またはチョモランマ(チベット語)、サガルマータ(ネパール語)は、ヒマラヤ山脈にある世界最高峰である。
山頂は、ネパールと中国との国境上にある。
エベレストはインド測量局で長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名された。
エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12か所で測定し、その結果を平均して得られた8,848メートルという数値が長年一般に認められてきた。
エベレストの南麓に位置するネパールのサガルマータ国立公園はユネスコの世界遺産に登録されている。
エベレストのゴミ問題
登山ルートには度重なる登山のゴミが廃棄されており、生態系に与える影響や水質汚染が懸念されている。
ネパール政府は、自分が出したゴミとは別に1人あたり8キロのゴミを持ち帰るよう義務づける、新しい規制を2014年から導入した。
ゴミを回収することを目的とした登山が行われることもある。
2017年には、ネパール側で25トン近いゴミと15トンの屎尿が持ち帰られたが、デポジット金没収のペナルティを受容して山にゴミを残す登山者も多く、ゴミの量は増え続けている。
2019年8月15日、ネパール政府はエベレスト周辺のゴミを減らすために、2020年より厚さ30ミクロン以下の使い捨てのプラスチック製品や飲料用プラスチック製ボトルなどの使用を禁止する措置を発表した。
エベレストの環境保護活動
今春、スイスのラグジュアリーブランドであるバリーは世界の山々とその周辺の地域社会の環境を保全するために、Peak Outlookプロジェクトを始動しました。長期的な取り組みである本プロジェクトの初年度はエベレストの廃棄物回収活動を支援します。最も困難なクライミングシーズンと言われる中、バリーは人体を維持するために必要な酸素量が1/4しかない“デスゾーン”と呼ばれる高度8000メートル以上のエリアにて1トン以上の廃棄物を除去するクリーンアップミッションを成功させ、5月21日に地球の最高峰エベレストに達しました。
0コメント